1995年度より本大学看護学部カリキュラムは改訂され、それに伴い看護専門科目の「看護学原理」の教科は1994年度で終了した。今回、看護学原理の教授・学習方法に対する学生の評価を明らかにし、新カリキュラムの教科の教授・学習活動の土台とするためにアンケート調査を実施した。1994年度に「看護学原理」を履修した46名から回答が得られた。 「看護学原理」はⅠ、Ⅱ、Ⅲの3つの教科目から構成されていた。その教授・学習内容はお互いの関連性、継続性を考慮した上で教授・学習活動を展開させたことに対し、学生からは高い評価を得た。学生にとって3つの教科目の内容を統合させることができた点において教育効果は高かった。 技術教育については、自己学習に重きをおいた学内演習の教授・学習方法の展開のさせ方について調査をした。技術教育においては、自己学習のための環境、演習項目の原理・原則を理解させるための事前学習ならびに自己評価のための記録、そし教員のかかわり方を考慮する必要性が明らかになった
【目的】学科が考案した「教育目標の形成評価システム」に基づいて実施した1期生の4年間の形成評価表を分析し、学科の教育評価ならびに教育方法改善の示唆を得ることである。【方法】対象は2006年度保健看護学...
養護教諭養成の教育課程の初期の段階で、「養護の本質」について想起したり省察したりすることは、以降の学修の理解やモチベーションにもつながり、ひいては養護教諭としての実践的能力を身につけることが出来ると考...
学習者中心教育の必要性は認識されているが、看護教育現場では伝統的な教師中心型教育が依然として主流である原因の一つは、20世紀以前の情報の稀少性である。情報が多量な21世紀において、教師が特権的に情報を...
40018767772本研究の目的は、看護基礎教育における基礎看護学および基礎看護技術の位置づけを明確にし、基礎看護技術の教育の内容構成を検討することである。『保健師助産師看護師学校養成所指定規則』に...
本研究は,我が国の臨地実習における看護技術修得に関する文献において,看護学生の看護技術に関する評価がどのように行われているかを分析し,今後の看護技術教育の方向性と課題を明らかにすることを目的とした.対...
訪問看護実習の中で学生は家族をどのように捉えたのかを明確にし、教育方法の方向性を探るため、実習記録を分析した。その結果、6つのカテゴリーが抽出された。①家族の価値観が介護に大きく影響している。②家族関...
本研究は、看護学教育において特徴的といわれる看護学実習の場における「教え-学ぶ」という事態の成り立ちを明らかにすることを目的に記述的研究を行った。研究方法は、看護学実習で場を同じくした看護系大学教員A...
40018767777本学基礎看護学では、看護実践能力を高めるための『基礎看護技術学習の道しるべモデル』を構築した。本研究では、レベルI~IVのうち、レベルI、IIが修了した時点で、本モデルに基づく教...
チーム基盤型学習法(TBL)とは、Michelesenによって発想、確立された学習方法である。米国では、医学、看護学、運動学、獣医学などの多くの医療専門職の教育プログラムに活用されている。TBLの基本...
「看護過程」は、看護の方法論であり、看護を実施する際の重要な技術である。「看護過程」には、「アセスメント」、「看護診断」、「看護計画」、「実施」、「評価」という5 つの段階がある。今回「看護過程」の教...
【目的】平成12年より看護教員を対象とし、教育実践事例を用いた専門職公開講座を行ってきた。継続参加した看護教員の教育実践能力の変化を探る。 【方法】継続して参加した看護教員の発表文献8件から、研究目的...
本研究の目的は,看護学生の実習における満足度と実習目標に対する理解度・到達度,また実習教員の関わり方を把握し,教員の関わりが満足度または理解度・到達度にどのように影響しているかを明らかにすることであ...
本研究の目的は,看護師養成所の看護教員が新人看護教員の時に,自己の職能成長に影響を受けた看護教員の特性を明らかにすることである.研究参加の同意が得られ得た看護師養成所(3年課程)看護教員10名を対象に...
本研究の目的は、公開セミナー「認定看護師・専門看護師のシゴト-資格取得から実際の活動-」開催の試みを参加者への質問紙調査の結果を参考に評価することである。2013?2015年度、年1回、全3回開催した...
今回,聖路加看護大学においてe-learning 導入の可能性を検討するにあたって,その理念的枠組みを考察するために 文献調査を行った。e-learning 展開の背景としては,一つには遠隔教育の発展...
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